ネオジム磁石に欠点はあるのか?
永久磁石の中でも最強の名前を欲しいままにしているネオジム磁石は、強力な磁力と、その加工のしやすさから、工業分野に於いては、各種モーター、MRI、ハードディスク等、様々な形で利用されています。
工業分野以外に於いても、掲示用の磁石、健康器具、各種実験などなど、あらゆる分野において、様々な利用方法で活用されています。
あちらこちらで引っ張りだこの「ネオジム磁石」ですが、その人気の秘密は一体なんなのでしょうか?その人気の一番の秘密と言えば、やはり強力な磁力を於いて他にないでしょう。
ネオジム磁石は単位面積当たりの磁力が非情に大きいこともあり、小型・薄型など加工した後も強力な磁力を期待することができます。
また、他の永久磁石に比べると、強度の面においても、コストの面においても、優位性が高いというメリットもあります。
しかし、万能に思える「ネオジム磁石」にも実は欠点が幾つかあります。
耐熱性に問題がああるので、実際の仕様は80度以下に限定されます。
また、主成分が鉄なので、耐蝕性、耐酸性においても問題があります。
屋外での利用や、肌に触れるような利用方法では、腐食、サビなどの危険祭がありますので、十分な注意が必要です。