ネオジム磁石の取り扱いの注意点
強力な磁力ゆえ様々な形で利用されているネオジム磁石、便利なことは確かですが、反面、使用するときには、十分に気をつけなければいけないのも事実です。
例えば、心臓ペースメーカーなどの体内埋め込み型の医療用器具に対しては、その強力な磁力が正常な作動に悪影響を与えてしまう可能性もあります。
携帯電話の電波などと同様に、精密機器の故障・不具合に繋がる恐れがあります。
電波同様に目には見えない磁力のパワー、十分に注意が必要ですね。
他にも、小さなお子さんの手には触れられないように気をつけましょう。
磁石に挟まれると、皮膚がむけたり、怪我をしたりする可能性があります。
また、万が一飲み込んでしまった場合は、非常に危険と言わざるをえません。
命に関わることですから、子供には絶対に触れさせないようにしましょう。
子供同様、大人が使用するときも十分な注意が必要です。
指や皮膚が挟まれると大変ですから、出来れば手袋を身につけた上で取り扱うなどの対処をすると安心です。
また、強力な磁力が記憶媒体に不具合を与える可能性もあります。
携帯電話、フロッピーディスク、磁気カード、磁気テープ、乗車券、ハードディスク、クレジットカード、キャッシュカード、、、などなど、記憶内容が破壊される可能性もあるので、近づけないように気をつけましょう。